豊田工業大学

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【トヨコウの同好会活動】「やってみたい」を実現する ~水泳同好会立ち上げエピソード ~

2026.07.24

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久方寮の「コモン」メンバーを中心に設立。顧問は吉村 真美 講師(写真左、一般教養分野 健康・体力分野担当)。先輩や新入生も加入し、同好会活動も軌道に乗ってきました

豊田工業大学は、学部一学年の定員が100名の小規模大学で、大学院の学生を合わせても558名(2026年7月1日現在)となっており、日本の約800校ある大学の中でも、工学を学べる大学としては、類を見ないユニークな少人数環境が特徴です。教職員との距離が近いだけでなく、最新の施設や充実した研究機器などを人数による制限を感じずに使用できる"ゆとり"も魅力の一つです。

その一方で、総合大学に比べると、既存のサークルや同好会の選択肢が限られていて、「やりたいと思っていたサークルがないかも・・・」と不安に思う受験生の方もいらっしゃるかもしれません。

「自分に合うサークルがない!」という状況をあきらめることなく、自らの主体的な行動や仲間との協力で、目的や生活スタイルに合わせた団体をつくり、キャンパスライフを豊かにする。団体設立の手続きやメンバー集めは大変そうですが、「やってみたい」という気持ちを実現させることも本学では可能です。「やってみたい」と学生が主体的に動けば、実現へ一歩近づく。学部2年生の大滝雄介さんが中心となって立ち上げた「水泳同好会 トヨスイムズ」の活動を通し、本学ならではの課外活動の在り方について紹介したいと思います。

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「続けたかった水泳のサークルがない、なかったらつくろう」とシンプルに考えついたと、大滝さん

「とりあえずやってみる」から始まったコミュニティ

幼少期から水泳を続けてきた大滝さんは、入学後に自身が求める水泳のコミュニティが大学内にないことに気づきました。「それなら自分でつくってしまおう」と直感的に、入学直後から同好会の設立へと動き出したそうです。

立ち上げの基盤となったのは、1年生が入寮する久方寮の「コモン※」でした。あてもなくメンバーを勧誘するのではなく、共に暮らす身近な仲間に声をかけることで設立に必要なメンバーは集まり、2年生になった今でも一部活動に加わっているとのこと。まずは「できるところからやってみよう」という姿勢が、新しい活動へのハードルを下げたと言えます。
※コモンとは・・・ 久方寮の仕組みで、「コモンルーム」を中心に8つの個室が一つにまとまった構造を「コモンユニット」と呼び、生活組織の母体。大滝さんが久方寮で生活した2025年度は15のコモンユニットが編成。

施設がなくても工夫次第で何とかなる!?

本学には学内プールがありません。一見すると解決が難しそうな課題ですが、彼らは地域の市民プールなどを利用し、活動を行うことでこの課題を解消しています。大勢でプールを占拠することもないため、一般の利用客の方のご迷惑とならないというのも"小型"サークルならではの良いところ。「学内にないものは、外部の公共インフラを上手に使いこなして解決する」という柔軟性も水泳同好会の設立を実現できた要因の一つです。

また、日々の忙しい学業との両立において、固定された練習日はときに負担となります。そこで水泳同好会が採用したのが、「LINEの投票で毎週の練習日を決める」という柔軟な運営スタイル。「行ける時に、行ける人だけが参加する」という緩やかなルールにすることで、各自のワークライフバランスに合わせた持続可能な活動を可能にしています。

サークルの醍醐味「タテのつながり」も、もちろんあります

この同好会がもたらした大きな成果の一つは、学年を超えた「タテのつながり」が生まれたことです。「ヨコのつながり」(同級生)を介して、気がつけば修士課程の先輩学生も合流。活動中の何気ない会話の中で、自分より前を歩む先輩から直接、大学生活に関するさまざまな話を聞くことができます。大滝さんは、「修士課程への進学に興味があるので、先輩からのアドバイスやリアルな情報をいただけることはとてもありがたいです。同好会を立ち上げてよかったなと思える、大きな要因の一つです」と語ってくれました。

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サークルだからこそ生まれた、学年を超えた頼れる先輩とのつながり

サークルのスタイルを仲間とともにつくり上げていく

同好会としての活動は、週に数回の練習だけではありません。同好会の会長である大滝さんが自らリサーチしてメンバーに呼びかけ、先日は「ニチレイチャレンジ2026泳力検定会 名古屋大会」という大会に参加しました。

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小規模な大会ではありましたが、参加者全員が入賞を果たすなど一定の成果も挙げることができました

大滝さんは「高校時代の全盛期に比べると、タイム自体はかなり落ちてしまっています」と苦笑いしつつも、「それでも、こうした公式の大会やイベントにみんなで参加すること自体が、同好会運営のモチベーションにつながっています」と語ります。

こうした自分たちに合ったイベントを代表者が主体となってリサーチし、メンバーに「今度こんなのがあるけど、みんなで行ってみない?」と気軽に提案できるのも、本同好会ならではのスタイルです。今後も水泳同好会「らしさ」をメンバーとともに模索してほしいと思います。

「個を輝かせる」というキーワードを長期ビジョンにも掲げる本学。小規模大学であることを活かし、学生一人ひとりの個性や強みを伸ばすために、さまざまな施策を推進しています。学生が大学の仕組みなどを大いに活用し、それぞれが思い思いのスタイルで個を輝かせてほしいと願っています。